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よくある質問

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Q:5 遠赤外線により暖かさを感じるメカニズムについて教えてください。

A:人が遠赤外線を受けて暖かいと感じるのは、先ず衣服の温度が上がり、身体からの放熱が減ることがあげられます。衣類に覆われていない肌の部分では、遠赤外線が皮膚表面層で(表面から深さ0.2mmくらいまでの間で)吸収され、人体の皮膚層を構成する各種分子の熱振動が活発になります。人体には血流があり、体熱の移動、平均化が生じますが、照射部分の流入エネルギー増加による人体からの放熱減少により、全体として温感向上がもたらされると考えられます。皮膚温度の(微妙な)上昇もあり得ます。
  遠赤外暖房は熱風暖房に比べ、露出した皮膚を高温雰囲気に曝すことなく、体表面からの放射エネルギー流入を高レベルで維持できること、また部屋の天井部と床部の温度差が少ない暖房ができることなど、より快適さに優れた暖房であると言えます。
 

Q:6 遠赤外線技術の応用分野について教えてください。

A:遠赤外線加熱の優れた効果を利用して、下記のさまざまな分野で利用されています。

<一般産業分野>
・自動車車体・部品、金属製品、樹脂製品、家具木工品等の塗装乾燥・焼き付け
・金属製品、合板、木製品、紙、布、電気・電子機器部品等の印刷の乾燥
・木材、繊維・織物、紙・パルプ、化学品・薬品等の水分乾燥;金属製品の洗浄後乾燥
・樹脂・ゴム・皮革の原料乾燥、減容、発泡、成型前予熱、アニール、硬化、加硫、植毛、接着
・ガラス・建材・陶磁器の原料・生地の乾燥、予熱、印刷乾燥、釉薬予熱、接着
・電気・電子部品の洗浄後乾燥、塗膜焼付、印刷回路乾燥、外装印刷・塗装の乾燥
 パッケージ素子の封止、焼成、半田リフロー
・暖房、乾式サウナ、温熱治療、ヘアードライヤー
・動植物の生育成・栽培等のための暖房

<食品産業分野>
・海苔、穀類、茶、野菜・果物、加工食品の乾燥、魚介類の乾物・干物
・麺類・練り物の硬化・変成、豆類・穀類粉末の変成(熱処理)
・パン焼き・トースト、クッキー・米菓の焼成、焼き芋・焼き栗
・ちくわ・蒲鉾、食肉・魚介類等の焼上げ
・茶の焙煎・火入れ、コーヒー豆、ナッツ、胡麻等の焙煎・焙焼
・調理食品の保温、冷凍食品等の解凍
・液状食材・飲料の乾燥・濃縮・熟成
・穀類、海産物等の殺菌・日持ち向上
・グリル、オーブントースタ、炊飯器等、家庭用調理機器
 

Q:7 遠赤外線利用で調理したものが美味しくなるメカニズムを教えてください。

A:食品は調理法や調理時の熱の加え方により、全体の食感、風香味も変わり、時にまずくなることもあります。これは、時々刻々の熱の伝わり方が、調理の方法や火加減などで、食材にとってちょうど良い場合もあれば、望ましくない場合もあるからなのです。
 遠赤外線利用では熱源と食品が直接触れることがないため、表面の過熱が避けられ、食品深部の昇温に必要なだけのエネルギーを、比較的短時間のうちに表面から与えることができます。このため均一加熱性に優れ、食品への投入エネルギーの制御が、他の加熱方法より容易です。
 食品にとって最も望ましいと考えられる温度履歴に対して、それを出来る限り実現するよう遠赤外エネルギー投入の条件を追求していくことが、可能となります。このような最適条件追求の結果、食品の味や香り、品質の向上が図られ、食品が美味しくなるのです。
 

Q:8 遠赤外線ヒータの適正温度について教えてください。

A:加熱された物体(ヒータ)からは、かなり広い波長域にわたって遠赤外線が放射されます。そのパターンはヒータの表面温度で変わり、高温になるほど、全体に占める短波長域の放射の割合が増します。このため、欧米系の赤外ヒータ関係者の中には、温度を上げ過ぎると遠赤外ヒータでなくなるから、遠赤外ヒータは、例えば452℃以下で使うべきであるなどと、間違ったことを述べている人がいます(これはWienの法則の誤った解釈に基づいています)。
  遠赤外ヒータの温度を上げれば、3μm以上の遠赤外域で放射されるエネルギーの絶対量は、低温の時よりずっと増えるのです。全放射エネルギーの中の遠赤外域放射エネルギーの割合は確かに減りますが、例えばヒータ温度が600℃の時、波長3μm以上の放射エネルギーの割合は81%もあり、900℃でも61%のエネルギーが遠赤外域で放射されます(遠赤外ヒータが黒体であるとして計算した値)。より効率的な遠赤外ヒータ利用のためには、許される限り、ヒータ温度は高く設定できるようにすべきです。
 

Q:9 遠赤外線と近赤外線の違いについて教えてください。

A:遠赤外ヒータは、その表面が遠赤外放射素材である各種セラミック材質でできており、この部分を内部に組み込んだ電熱線への通電等により加熱するなどの仕組みを取っています。表面温度は比較的低く、通常は600℃程度までですが、900℃くらいのヒータも使われています。
  一方、近赤外ヒータは、石英管などにガスとともに封入したタングステン等からなるコイル状の金属フィラメントに通電し、この部分を2000℃くらいの高温にし、この白熱状態から発する近赤外線を石英管を透過させて利用しています。このヒータは100%近赤外線を放射しているわけではなく、同時に可視光線も発せられています。

  遠赤外線は金属以外のほとんどの物質に照射されると、物体の表面近傍でそのほとんどが吸収され、効率的に熱エネルギーに変わります。この結果、ほぼ理想的な放射熱伝達の機構が働き、内部への熱の伝達が高いレベルで継続されます。
  近赤外線はほとんどの物体にとって、遠赤外線よりも吸収されにくい放射エネルギーであり、その分は表面で反射されてしまい、有効な加熱に寄与しません。また物体内部での吸収は遠赤外線の場合より深部にわたって行われるため、薄い物体の場合、吸収されずに透過することもあり得ます。


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